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少年サッカーにおけるゴールデンエイジの重要性と運動神経の発達期について【運動会で輝くために・・・】

少年サッカーにおけるゴールデンエイジの重要性と運動神経の発達期について【運動会で輝くために・・・】

 

U-12世代のサッカー

 

先月まで行われていたFIFAワールドカップロシア大会。

サッカーの最高峰の大会であることは言うまでもありませんね。

サッカー大好き小僧にとっては憧れの舞台であり夢の舞台です。

 

ここに行き着くまでの原点がU-12以下のカテゴリー、つまり少年サッカーだと思います。

 

ゴールデンエイジと呼ばれるこの世代の育成方法次第で、サッカー大好き少年少女の今後のパフォーマンスに影響する事は間違いないって言っても過言では無いでしょう。

 

そのくらい、U-12(小学生以下)のカテゴリーって大事なんです。

それでは何故大事なのか、重要なのかについて触れていきたいと思います。

 

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ゴールデンエイジとは?

 

子供の運動神経や身体能力が著しく発達する時期をゴールデンエイジといいます。

この時期の過ごし方が、子供の運動神経や能力に大きな影響を与えます。

 

特に10歳から12歳(小学4年生~小学6年生)は心身の発達が調和して動作習得に最も有利な時期なんです。

 

集中力が高まり運動学習能力が向上し、大人でも難しい難易度の高い動作も即座に覚える事ができるのです。

 

このゴールデンエイジとはサッカーだけでは無く、様々なスポーツでも同じなんです。体の動かし方、動作、技術を短期間で憶えることが出来る、一生に一度だけの貴重な年代の事をゴールデンエイジと呼びます。

 

“努力したらした分だけ伸びる”

 

具体的には5歳から12歳の期間。

5歳から9歳はプレ・ゴールデンエイジ、13歳以降はポスト・ゴールデンエイジと呼ばれ、非常に重要な期間とされています。

 

プレ・ゴールデンエイジ(5歳~9歳)

体を動かす多種多様な経験をする事で、基本的な運動動作を覚える時期です。

この年代では、自分の体を意のままに動かす事ができないので、右足を出そうとしても左足がでてしまったりと、分かっていてもできない事がたくさんあります。

この時期に様々な遊び(もちろん体を使った遊び)やスポーツをする事で、後からの年代において、非常に有利になってきます。   

 

ゴールデンエイジ(10歳~12歳)

自分が思ったように体を動かす事が出来るようになる時期で、今まで出来なかった動きや判断が出来るようになる時期です。 一般的にスポーツをする上で一番成長度合いが高く、この時期で神経系は、ほぼ100%完成される非常に重要な年代と言えます。

また、プレ・ゴールデンエイジで基本的な動きを見に付けておくと、ゴールデンエイジでの伸びしろにも差が出てきます。

 

ポスト・ゴールデンエイジ(13歳~14・15歳)

神経系はほぼ完成されており、急激な運動能力の向上・発達はあまり見込めません。

その為、現状の技術向上や基本動作の反復による質の向上をしていきます。

運動能力の急激な向上は難しい代わりに、知識や判断力は向上しやすい年代なので、戦術が理解できてきます。

 

このように、一言でゴールデンエイジと言っても3種類の時期に分類され、それぞれの年代によって取り組むべきトレーニングも変わってきます。

また、成長時期には個人差があるので、年齢に多少の誤差はあります。

早生まれの子と4月生まれの子では同じ学年でも1年近く違いますからね。

 

親(大人)の在り方、道しるべになる存在

 

一生の技術がこの期間で身につくと言っても過言ではありません。

この時期を親(大人)が如何に接し、関わるかが非常に重要です。

親(大人)が熱くなり過ぎて、子供の負担が増えない様にする事も大変重要です。

 

如何に子供の負担にならない様な工夫(練習)ができるか。

如何に子供が興味を持って行動してくれるか。

 

このためには、親(大人)の理解が必要ですね。

 もちろん、学校の勉強や生活が一番大事だと思います。

挨拶や規則正しい生活、宿題の提出や学校内での生活態度など。

これができないようなら、サッカー(スポーツ)も半端しかできない。

自分の中ではこの考えです。

 

ただ、親の中には得意分野が大事という考えの方もいらっしゃると思います。

練習や試合の方が大事。将来、プロになれば、飯が食えれば良い。

考え方は十人十色です。

 

子供の将来を一番に考え、子供の考えを尊重し、時には親(大人)が導いてくれるのが子供の成長に繋がると自分は思っています。

 

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